雨の日に、君と出会う。
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その日は、雨が降っていた。 傘を差し、僕は父の墓参りに向かった。 僕の名前は蓮谷奏士(はすがや・そうじ)。 高校2年生。 私立エルリック音楽学院高等学校のピアノ科に在籍している。 つい先日、僕は母を亡くした。 今日はそのことを報告しにやって来たのだ。 父は17年前に亡くなった。 僕は父のことを知らないし、父は僕のことを知らない。 だけど、父が残してくれたものがあった。 ――それは『歌』だ。
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