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◇前半あらすじ◇
余命宣告をされた「私」は赤信号の道を『自分で選択』し、踏み込んでいきます。
◇前半かいせつ◇
余命宣告から「私」は今を、瞬間を生きそして冷静に判断力を失います。
「進め」、「待て」の判断は安全のため、ひいては歩行者のためのもの。
なのに「待ってられない」というきっかけからここでも「私」は赤信号の間に価値のズレが発生したと考える。
ただ右の青信号を渡れば良かったのに、その時にはもう「私」には信号の意味がありません。
最終的には“交差点”での「赤い道」と「青い道」の選択しか見えてないです。
もちろん「私」の自己完結とは別に場の状況があるのでそして・・・・・
◇後半あらすじ◇
ひとりの男の子が生まれ、ママに抱かれて8分が経つ。という全体のシメ。
◇後半かいせつ◇
描写としては段階的に熱も光も無い闇へ移って…
闇のまどろみから朝へ!とか
海底から太陽を目指す!とか
海=母性だったり
太陽=誕生だったり…輪廻的なイメージ。
あと、命の誕生におっぱいは欠かせません。
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