出会い

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出会い

その日、あたしは 仲良しの友達、ちひろと飲みに行ってた。 ちひろとは、 毎回、毎回飲みに行くたび、 あーでもない、こーでもない、 ひたすら語り、 グデングデンに酔っぱらってしまう。 そしてこの日も、 二人して酔っぱらっていて、 すでに閉店の時間。 『ごめんね~もォお店閉めちゃうよ~お会計いいかなァ?』 店長が笑顔で言ってくる。 ちひろ 『えぇっっ!!!やだ!!!あたしまだ帰りたくない』 いつもの事、 必ずちひろは悪あがきをする。 困る店長。 『ち~ちゃんごめんね~終わるよ~』 負けずと 『やだ!!じゃあ店長2件目行こ、行こ!!!!』 店長は、お客さんが帰った後にまだ仕事が残ってる、当然行けるわけがない。 あたしも、 『店長いっとくか??!!』 とりあえず、のっとく。 断る店長。 少しの間これが続く。 あきらめたちひろ、 『次、行くよね??』 あたり前のよおに聞いてくる。 あたしは、 ぶっ倒れるくらいのお酒を毎日飲んでいたから、 むしろこのノリがうれしかった。 『行くし!!!!』
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