30人が本棚に入れています
本棚に追加
ダ「二人共準備したか?」
デ「おう!」
ア「は~い」
ダ「よし、じゃあ行くぞ」
早朝、誰にも見られないように街を出た。
次の町への出発日だ。
ア「次はどこに行くの?」
ダ「このまま南下を続けようと思う」
デ「そうと決まれば早速出発」
ダ「待て」
デ「何だよ!?」
歩き出そうとするとダルシャに止められた。
ダ「これを見ろ」
ダルシャが魔界の地図を広げた。
ダ「ここが今まで俺達が住んでいた町だ」
ダルシャが地図に描かれている町を指差した。
ダ「このまま南下を続けると」
そのまま指を地図の真下へ下ろしていく。
ダ「ここに突き当たる」
そこには渓谷である印が描かれていた。
ア「谷なの?」
ダ「ああ、しかも魔界種の竜が棲息している」
デ「へえ~、楽しそうだな」
ダ「お前も相変わらずだな」
最初のコメントを投稿しよう!