次の町へ

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ダ「二人共準備したか?」 デ「おう!」 ア「は~い」 ダ「よし、じゃあ行くぞ」 早朝、誰にも見られないように街を出た。 次の町への出発日だ。 ア「次はどこに行くの?」 ダ「このまま南下を続けようと思う」 デ「そうと決まれば早速出発」 ダ「待て」 デ「何だよ!?」 歩き出そうとするとダルシャに止められた。 ダ「これを見ろ」 ダルシャが魔界の地図を広げた。 ダ「ここが今まで俺達が住んでいた町だ」 ダルシャが地図に描かれている町を指差した。 ダ「このまま南下を続けると」 そのまま指を地図の真下へ下ろしていく。 ダ「ここに突き当たる」 そこには渓谷である印が描かれていた。 ア「谷なの?」 ダ「ああ、しかも魔界種の竜が棲息している」 デ「へえ~、楽しそうだな」 ダ「お前も相変わらずだな」
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