好きだ…。

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ずっと佳奈を見て居た。ずっとずっと佳奈だけを見て居た。見てるだけだった自分。 凄く情けなかった。 でも、情けない気持ちの中に嬉しさもあった。 佳奈を近くで見て居てもいいから…。でも、今は違う。 僕は佳奈に振られてから忘れるのに凄く時間がかかった。 気持ちのせいりに時間がかかった。僕はずっと佳奈が好きだった。なのに佳奈を忘れる為に無理矢理頑張った。凄く空回りした…。 辛かった。 凄く凄く辛かった。 この気持ち誰にもわかる訳ない。わかられたくない。 佳奈がもう居ないって認めたくない。僕は素直じゃないのかもしれない。なんて思う。 そんな時怜奈が現れた… 忘れられなかった佳奈によく似ていた。僕は嬉しいような悲しいような不思議な気持ちの中怜奈を見つめて居た。 忘れられない佳奈に似てる居るからか自然に声をかけた。 相手は凄くびっくりして居た。 僕って軽い人に見られたかな? なんて声をかけてから気付いて怜奈の前で動揺してしまった。 怜奈は笑ってくれた。 あぁ、僕の名前は『松井修二』って言うのにかなり時間がかかった僕に怜奈はニッコリしてくれた。私の名前はって言われた時僕の心臓は凄く勢いでドキドキした。ホント不思議な事ばかりだ。 あの子の名前は『愛内怜奈』可愛い名前だ。なんて思った僕。 僕はあの子に夢中になっていた。僕なぜ怜奈を知らなかったというと僕はあまり学校の教室から出ないからだ。怜奈と偶然あったのはなんとなく廊下からの景色が見たいなって思ったからなんだ。そう思わなかったら逢わなかっただろう。僕は偶然があるなら運命もあるんじゃないかな?って思った。僕は怜奈に気に入ってほしくて怜奈が好きなタイプの男になるよう頑張った。大好きなのかわからないけど、必死だった。怜奈はそれに気付いて居た。やっぱり怜奈は不思議な子。そんな不思議なオーラや笑い方や仕草が僕は好きだった。怜奈と逢ってから早いもので半年立った。もう僕達には卒業が近い…早く気持ちを言わないとって思っていた僕に衝撃な話が…怜奈が学校に来る途中交通事故にあったと…僕は急いで病院に行った。無我夢中だった。病院に着いて僕は怜奈の所へ急いだ…ベッドに居た怜奈を見て僕は泣いた…佳奈と同じだった…また一人になる恐怖が僕を襲った…この先また同じ事があるなら好きなるって感情が無くなればいいと思っていた。
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