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あれから僕は皆さんが思う通り引きこもりになりました。
佳奈という大事な人を無くしてから教室から出なくなり学校もそんなに行かなかった。
僕には佳奈と絵が書ければいいって思ってた。
佳奈は保育園から一緒に居て付き合ったのは中学生から去年まで…8年も付き合ってた。
8年も付き合った佳奈を僕は守れなかった…。守りたかった。
佳奈を守りなかった僕は怜奈を好きなった時怜奈を守るって決めたんだ…。なのに…僕は守れなかった…。僕にはダメなのかな…?
僕の幸せ今は絵を書く事だけ。
僕が外に出る時は佳奈と怜奈に会う時だけ。もう僕は誰も好きならない。そう決めた卒業式の日。
僕は嫌々学校へ行った。
凄く久しぶりだった。
半年ぶりだ。久しぶりに来たのが卒業式…。
怜奈が居ない卒業式…。
つらかった。自然に涙があふれた…。不思議な気持ち…。
不思議な涙…。
気が付いたら卒業式は終わっていた。怜奈が居ない学校に居ても仕方ないと思い僕はゆっくり帰った…。怜奈が無くなった場所へなんとなく通った…。怜奈がひかれた瞬間が見えた気がして僕は怜奈を助けに車の前に出た…。僕はひかれた…。無くなっていく意識の中僕怜奈を探した。怜奈が僕を笑顔で呼んでいた。僕は怜奈と佳奈の所へ行くょって言った。
僕は幸せな顔で21歳という一生を終えた。
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