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「あれー? なんか幻聴が…」
知らず知らず声がでてたみたいだ
犬が凄い睨んでる~ うわ~ 怖ぇ~
「げっ 幻聴じゃありませんっ!」
うーん この犬喋ってるわぁ すげー
ん? 喋ってる?
そういえば この犬朝の夢にでてきた犬と同じだなぁ うん 喋ってたね
………………………
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
彩斗はその場から全力で逃げ去る
待って下さーい と聞こえたがもう知ったことか
今は 一秒でも速く家にとんずらをする うん その方がいい
帰って寝よう… きっと疲れていたんだ
「ハァ… ハァ… ハァ… よし ここ…まで来ればあの犬…も来ないだろ…」
彩斗は普通の犬より速く走る自信はあった じいさんとの修行がこういう形で役に立つとは あの人に感謝だな
「やっと家だ… だぁー… 疲れたぁ…」
彩斗は家の前で腰を下ろした
「フフフッ お疲れ様です」
………………………あれー? なんであの犬が俺の家の前に居るんだー……………?
もう………… やだ……………
「彩くん 何してるの?」
「かっ 母さん? いや ちょっとね この犬が…」
「この犬? あー ゆっちゃんの事?」
はい…?
ゆっちゃん? なんだそれ?
「自己紹介がまだでしたね 私 ゆきって言います」
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