出会い

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「裕治… お前には夢が無いんだな… あ"ー 今だけ氷河期になればいいのに…」 「いやいやいや それはヤバいだろ…」 「冗談だよ アホ すぐ本気にするなよ…」 「アホってか!!」 こんな他愛もない事を話していると 学校の門まで着いた 「やっぱりでけーな」 裕治が学校のでかさに驚いている まあ このバカに興味はないがな… 「あー 確かに試験の時にはこのでかさにビビったよね」 入試の時は教室に行く前に迷って時間ギリギリに到着したっけ まあ 問題自体は簡単だったけど… それだけでかいと言うことだ うん 「とりあえず行こうぜ彩斗」 「あぁ 逝こうか裕治」 「えぇっ 字が違う!?」 「これでいいんだよ?」 にこやかに言う 「いつもながらの毒舌だな… 女みたいな顔して毒舌なんて… もったいない…」 そうだ 忘れてた 裕治はBL好きなんだった 裕治が暴走する前にこの3つの選択肢を選ぼう 1.違う話題を振る 2.逃げる 3.殺る 3はポリシーに反するので 選ばない って言うか そんな勇気ないし 1は多分無意味だろう 別の話題に振ったところで 暴走寸前の裕治には効かないだろう とりあえず2!
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