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よし 逃げよう
後ろを向いて走ろうとする
ガシッ
裕治は彩斗の肩をつかむ
「うわっ 離せー 俺はお前のような変態にはなりたくねー」
頑張って振り払おうとする
その時 裕治は耳もとで 話かけてきた
「安心しろ 彩斗のような女っぽい体して顔も女っぽい顔している男は興味ない」
陰湿な笑みを浮かべながら言った
これはこれでムカつくよね
あっ でも 勘違いするな読者よ 俺は男には興味無いからな
「どうした? ほら いくぞ?」
くっそー いつか裕治に天罰が下りますよーに
「着い…た… ハア ハア」
裕治が息を切らしながら 教室の前で休んでいる
「裕治… お前絶対に運動不足だ」
彩斗は息切れ一つしていない
「いやいやいや この階段の数に問題ありだろ…」
「だらしないなぁ」
彩斗は裕治を置いて教室の中に入った
「えーと 俺の席俺の席っと あった」
彩斗は自分の席に座ろうとすると床に動物の毛らしき物を発見した
「なんで毛? why?」
もっとよく見てみる うん やっぱり動物の毛だ
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