芽生

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話して分かるような連中ではない、こうなれば人目につかぬ場所で一思いに… 考えを巡らせていると背後から声をかけられた。 「待たせたな」 誰だ? 振り向き、声の主を見たがそれは初めて見る顔だった 黙っていると男が近付き耳元で囁いた。 「(困ってんだろ?助けてやるよ)」 あぁ、ただのお人好しか。
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