大地の木

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ー次の日の朝 法魔「新聞部でーす。」 柚依「新刊ですよー。」 狼雅「思ったより調子よく、はけてるな。」 魔琴「こっち無くなったぞ。」 柚依「こっちも。」 法魔「これで…最後だ。」 3人『終わったー!!』 狼雅「良くやったな。これで皆もあの木に、目を向けてくれるだろ。」 この新聞の効果が有ったかは、分からないが、後日木の伐採は取りやめになった。 だが、そう上手くいく話ではなかった。 後日、先生と俺達は校長室に呼ばれた。 ー石翼 甲ー ーせきよく こうー 性別‐男 この高校の校長。 正体は『ガーゴイル』本気を出せば、職員が束になってかかっても、勝てない程強い。 ただ、気が弱いのでめったに本気にならない。 校長「いや…私もあの木が無くならないのは、真に嬉しい。 だが、あの木を買う予定だった業者が怒ってしまってな…。力ずくでも貰うと言っているんだが…。 どうにか、説得出来んだろうか?」 美樹「…分かりました。みんなが守ってくれた、この宿り木。私が対応します。」 校長「おお…頼むよ…。」
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