始まりの日

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ー尾山 狼雅ー ーびざん ろうがー 性別‐男 得意科目‐体育 この高校の2年生。 正体は『人狼』つまり『狼人間』だ。 学校では遅刻の常習犯。だが、顔立ちは良く、実はファンクラブまである。 狼雅「何だ?新入生か?」 法魔「あ、、はい。」 狼雅「何で新入生がこんな時間に?」 法魔「それは、、、」 法魔が話そうとしたその時、 カラァーン、カラァーン 8:30を告げる鐘が鳴り響いた。 2人「あっ。」 遅刻決定かと思われた。が 襟元を何かに掴まれ、引っ張られる。 狼雅「暴れるなよ!」 ヒュッ! 狼雅が持ち前の脚力でダッシュすると、凄い勢いで玄関が近づいて来る。 バンッッ! カラァーン、カラァーン 間一髪、玄関に転がり込むと、まだ鐘は鳴っていた。 狼雅「危ねぇ、、セーフ、、、」 法魔「あ、ありがとうございます、、、」 こうしてギリギリ(アウト?)ながらも、入学式には間に合ったのだった。
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