始まりの日

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―放課後 生徒達が挨拶を交わしながら帰って行く。 法魔「ふー…入学式から7時限って何だよ、この学校…」 現在時刻5:35 もう月が空に浮かび始める頃か。 狼雅「おーい。」 法魔「あ、先輩。お疲れ様です。」 狼雅「今帰りか。どうだ、初日の感想は。」 法魔「なんか…色々ありすぎて疲れましたよ…」 狼雅「ははっ。ん?何だそれ。」 法魔「?」 よく見ると、俺の下駄箱に何か入っている。 狼雅「おっ。まさか…?」 法魔「先輩、止めて下さいよ…」 手に取ると、それは無地の白い封筒で中に紙が1枚。 その紙にはー…
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