真っ暗の底の底へ

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その夜、姑から、円満に話し合いが終わったから、寝室に行くよう促され 私は寝室に向かった 円満 家族 どこがだろう 結局私は一人なんだ 私は頭おかしいんだ きっとみんな私の事をおかしい人って思ってるに違いない きっと、友達もみんな、嫌々私と付き合ってきたんだ あっ君だって 私がおかしいから仕方ないんだ きっと、別居した今、せいせいしてるんだろうな 私って 何で生きてんだろ いるだけでみんなの迷惑になってるのに… いる意味なんかないよね 子供達も 私はいない方がいいよね 私が親なんか…可哀想すぎる いつもなら体をナイフで傷つけるはずだが この時はそんな事しなかった 生きて実感なんか 必要なかったから
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