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「今日転校してきた萩原 奏太(ハギワラ カナタ)くんです。」 「……よろしくお願いします」 いきなりの転校生に皆驚いた。男子はワクワク女子はキャーキャーだ。 萩原 奏太…茶髪でおとなしい印象 何故か彼に俺は不思議なものを感じた 「萩原くんはあそこの席よ」 俺のクラスの担任の蒲田 真智恵(カマタ マチエ)ことマッチャンが俺の隣の空席を指差した え、俺の隣? 俺の席は一番後ろの廊下側で隣に今日用意しただろう机とイスがあった 狭いからか密着している…。 「海音(カイト)いいなぁー俺と席変わってよー」 「ムリ」 俺の右上の席の紀保原 直哉(キオハラ ナオヤ)は俺が一番に親しくなった奴で外見が金髪で制服の胸あけから不良と思われるが本当は外見に似合わず可愛らしい場面がたくさんある。 優しい所もあり女子からか男子にも人気がある。まさに学年のアイドル的存在だ。
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