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夕闇に浮かぶ七飾りの灯 君への道標
一つ
また 一つ
光の飾りを目印に歩む
君の温もりを求めて
君の香りを求めて
君を感じたくて
小さなすれ違いは、大きな誤解を生み
小さな疑問は、大きな溝を作る
愛が憎しみに変わる瞬間
この世の愛が全て ロミオとジュリエットのように幻想的なら
二人は違うレールを歩かないですむだろう
一本の木ですむだろう
枝分かれした 二人は交わる事が無い
交わる事が無いから美しい
狂言だ
奇弁だ
木は一本でも美しくなる
二人の気持ちが本物なら
羽ばたくような大きな木より
一本の木の方が美しい
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