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雀「あ~、たりぃ…」
そういい茶髪と金髪の髪色の頭をかきながら保健室に向けて歩いている一人の不良女は、桜井雀(さくらいすずめ)
雀は一人授業を抜け出して保健室にサボるがてら向かっていた…。
雀「あー…ついた…」
保健室を開けるとベッドと薬、洗面所の他にもう一つ扉がある、多分保健医のいる部屋だろう…。
雀「あん?扉?」
雀が扉に近づくと何やら怪しい声が…
(………ん)
(ふ……れ…)
雀は首を傾げながら、扉を開けた…。
ガチャ…
雀「!?」
男「…!?」
女「え…キャー!」
雀は目を見開き一瞬固まる…。
そんな雀を見て男女も固まる…。
・・・・・・・・
雀「失礼したな…」
バタンと扉を閉めるとベッドの側にいき…
するとすぐさま、男女は扉を開けてきて、女の方は雀を見ると外に出ていった…。
男が雀を見ながらいう…。
男「随分な所見られちゃったな…」
頭をかきながらおちゃらけにいう男こそ、この学校の保健医だ。
・・・・・・・・
雀「あんたさ……、…まぁいいや…」
ベッドに横になり…
男「俺はここの保健医の川上孝(かわかみたかし)だ。」
雀「川上か…、ふん…どうでもいいが教師のあんたがカラーコンタクトだとは…」
孝「ああ…これかい?生徒に注意できる立場じゃないからな…」
孝は笑顔でいい雀に近づいてくる…。
孝「もしかして、3日前に転校してきた、桜井雀ちゃんかな?」
雀「ちゃんはいらん…」
雀は川上に冷たい態度を取る。
孝「サボる為に来たとかでしょ?」
雀は川上の話しに答えず横になり眠る…。
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