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堀河は、紗季に告白した。
紗季からは、俺に言って欲しい言葉が発せられている。
しかし、紗季の前には俺はいない。
前にいるのは・・・・堀河だ。
俺は、棚のように並べられた堀河達の一個横の靴箱に背中をもたれながら聴いている。
力が抜けたのか落ち込みから来たのか俺は靴箱を背中に伝いながら座り込んだ。
今日こそは!!って思っていたのに。全く、ついてねぇ。
俺は、天井を見上げ涙を流した。
紗季「それじゃ、帰ろうか?」
堀河「帰る前にマック行こうぜ。マック!!」
紗季「お!?いいねぇ!!じゃあ、堀河のおごりで」
堀河「また、俺かい!?」
紗季「まさか、彼女におごろせる気じゃ・・・・」
堀河「あ~、分かったよ!!それより、後藤はどうする?」
紗季「先に帰ったんじゃないの?後藤、帰宅部だし。」
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