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堀河「それは、そうか。じゃあ、俺達だけで行くか?」
紗季「うん♪じゃあ、私ポテトLとチーズバーガー2つとコーラLでよろしく♪」
堀河「・・・・・・マジ?」
紗季【(≧ω≦)b】
そう言い残すと堀河と紗季は、下駄箱を後にした。
堀河は、グランドを横切りながら財布の中をチェックしている。
正直、俺はアイツの財布に紙が入ってる所を見たこと無い。
入っているとしたらレシートが1・2枚だがどうやらその紙は、増えて行きそうだ。
しっかりな堀河。
俺は、右腕の袖で涙を拭いお尻をはたきながら立ち上がった。
アソコに・・・・行くか。
俺は、校門を出ようとしている堀河達に背を向け学校の階段を一番上まで駆け上がった。
皆が居なくなった薄暗い学校に一人の足音が微かに響き渡る。
後藤「ハァ、ハァ、ハァ」
一番上にたどり着いた俺は、呼吸を整えると共に口の中を温度差の激しい空気が行き来する。
前には、酷く錆び付いたドアが俺の進行を邪魔するかのようにそびえ立っている。
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