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部屋に戻って、私は鏡とにらめっこを始めた。
自分の顔がどう見えるのか、心配だったからだ。
でも、いつもと何の変わりもない。
公園にいる時、そんなに暗い顔をしてしまったのだろうか?
何か辛いという顔をしてしまったのだろうか?
やっぱり答えは見えない。
先輩の事だし、はったりかな?
そんな事を考えながら、今日は早めに寝ることにした。
次の日、先輩に会ったがなんの変わりもなく、普段のおやびんだった。
私も普段の姉さんでいたけれど、心のどこかで引っかかっていた。
また同じように聞かれたら、どういう意味かしっかり聞こう。
聞かれなくても、なんだか雰囲気が違ったら聞けるかな…
しかし、おやびんはいつまでたっても、いつものおやびんだった…。
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