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幸せな1日が終わり
今日ももう帰る時間…
キミのアパートを出る前に
寝ているキミの耳元で
『オヤスミ…またね…』
と、ささやいた。
そばを離れようとしたボクの体は…
キミにつかまった
『………や…やぁだぁ…』
寝呆けて必死にしがみついてくるキミ
あまえんぼなキミ
そっと離れようとする
『や、や、行かないで………』
今にも泣きそうな声で
ボクにすがりついてくる
かわいいキミ…
大丈夫だよ
離れないから
もう少しだけ
いっしょにいてあげる
そんなふうに甘えてくれるのは
ボクにだけだよね?
ボクだけしか知らない
キミのかわいい一面
ボクだけのキミ
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