運命

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直樹17歳。 まぁ、特別男前でも無く、何処にでもいそうな少年。 若いが故に、繁華街で集まった友人とたむろする。 いわゆる不良少年。 この町では1番人数も多く、同い年の少年達は、このグループはヤバイと避けていた。 そんなちっぽけな事に優越感を覚えていた時代だった。 クラブのイベントに手を出してみたり、女の子をナンパして、車を無免許で乗り回したり、恐喝をしたり…。 そんな事をカッコイイと思ってやっていた。
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