双子の朝

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  「おっはよぉ!双子の諸君っ!!」 学校に行く途中、花月が元気よくにこやかにそう言った。 「おはよ。昨日の先生の罰はどうだったんだ?」 亜梨亜先生の背中に犬(猫)の絵を描いた犯人の花月は昨日、罰を受けた。 「…あはは。意外と何も無かったよ…」 「でも、花月は風の音でもギャーギャー言っていたけど」 突然、璃湖が眞狼の背後でそう言った。 「うわっ!璃湖!?いつからそこに…?」 「ずっと居たけど」 「そ、そうか…気付かなかったよ…。ところで、もしかしてお前、花月の罰に着いて行ったのか?」 眞狼の問いに、璃湖はフゥっと息をはいた。  
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