誰が亜梨亜先生の背中に犬の絵を描いたか

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  そこまで言った八手は頬をピクピクさせ、とある人を見た。 「…こらっ!!眞狼(マロウ)、寝るなっ!!」 グゥーといびきをかいて寝ている眞狼に向かって八手は手元にあった白いチョークを投げた。 ビュンッ コンッ 「………」 「………」 「…痛そう」 という主人公璃湖(リコ)の一言。 八手の投げたチョークは眞狼の横を通り過ぎ、眞狼の双子の兄である、巳栗(ミクリ)の額に直撃したのだ。 「……すっ、すまん。わざとじゃないんだ…許してくれ…」  
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