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その日私は部活がなく、優衣と放課後を過ごす約束をしていた
約束の放課後、私たちはとあるファミレスにいた
優「小説、書き終わった?」
由「まだ。今雄輝くんが亡くなって少しのとこ」
優「雄輝…懐かしいなぁ…」
由「…用件は…それだけじゃないよね…?」
優「…」
優衣はお箸を置くとポケットから何かを取りだし、私に差し出した
小さな袋だった
優「これを…預かって欲しいの…」
由「…」
袋を手に取り袋を開ける
中にはネックレスが入っていた
指輪がついている
由「…これ…もしかして…」
優「…維から…もらった指輪…」
予想通りだった
優衣は下唇を噛み締めた
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