私の平穏な生活を返せ~‼

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~放課後~ 遼と鈴が私の所に来た。 「めぇ~さん、部活の事教えてくれない?」 「いいよ。入りたいとこ決まってるの?」 「俺は剣道部があれば入りたいな。鈴はめぇ~さんと一緒がいいって。」 「分かった。剣道部はあるよ。私は箏曲部。つまりお琴部ね。入部とどけを先生にとりにいこっか。」 私は仲のいい友達に部活に遅れると言うことをいいにいった。 「雪実、今日、部活遅れるから先輩にいっといて。」 「分かった。ねぇ芽依………」 「何?」 「何で二人からめぇ~さんって呼ばれてるの?」 私は微笑しながら話した。 「日本語を習ったばかりの時に私とあの二人が出会ってめいって名前がめぇ~いに聞こえたみたいで、それにさんずけしたらめぇ~さんっていつの間にか定着しちゃったのよ。」 「へぇ~。そうなんだ。じゃあこれから私もそう呼ぼうかな?」 「やめてよ~。雪実から言われると違和感ありすぎで困っちゃうよ。」 「や~だ。芽依はこれからめぇ~さんに決定!先輩達にも言っとくから安心して!」 雪実は可愛くウインクしながら言った。 「いや、マジでやめてっっっって雪実~!」 雪実は人の話もきかずに走っていってしまった。 「はぁ~めぇ~さん決定かな?」 私はため息をはきながら二人のもとへと戻った。
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