デッドオアラブ

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セ「あっ、やっと出て来た」 宿から顔を真っ赤にしてシューラが出て来た。 フ「ん?どうしたのシューラ?」 シ「あ、あなた!何で起こしてくれなかったの!」 サ「えっ?」 シ「おかげで恥かいたじゃない!」 サ「え~、だって気持ち良さそうに寝てたし~」 フ「絶対わざとだ」 シ「皆に寝顔拝まれる事になったじゃない」 サ「いいじゃない、かわいい顔で寝てたし」 シ「う、うるさい」 サ「じゃ、皆揃ったし行きましょ」 そういってサッチャンが歩き出した。 フ「ケイトがいなくなってからサッチャンのSの矛先がシューラに変わってきてるわね」 シ「ケイトに同情するわ」 セ「でもシューラも意外とMっぽいかも」 シ「ど、どうしてよ?」 セ「なんかそんな感じがする」 シ「ち、違うわよ!」 セ「図星?」 シ「だ、黙りなさい!」 そういって歩いて行ってしまった。 フ「あれは図星ね」 フ「普段からSっぽい人って実はMらしいし」 フ「逆に普段受け身の人は実はかなりドSだったりするのよね」 セ「じゃあサッチャンはMなの?」 フ「わからないけど度々ケイトがいじめてたし」 セ「あたし達はどっちなんだろ?」 フ「普通でいいんじゃないの?」 イ「ねえねえ、SとMって何?」 フ「簡単に説明するとSは人をいじめる事で満足感を得る人の事」 フ「Mは人にいじめられる事によって満足感を得る人の事」 イ「私はどっちかな?」 フ「さあね、それはイヴが決める事よ」 イ「いじめられるの嫌いだからSにする」 セ「そんな無理に決めなくても」
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