依頼

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ガ「まず渡す物が二つ」 するとジュガルが箱を二つ持って来た。 ガ「一つはこれだ」 箱から二本のトンファを取り出した。 ガ「更に強化したからもう大丈夫だろう」 それをイヴに渡した。 以前同じ物をイヴに渡したが試し振りで一発で壊れた。 イヴの力が予想外に強すぎたのだ。 イ「ありがとう」 ガ「もう一つ」 そういって見覚えのある剣を取り出した。 セ「ケイトの剣」 ガ「ああ」 しかし何だか短くなっている。 ガ「魔力で編成されている剣だからな」 ガ「結構苦労したがお前らのサイズに縮める事が出来た」 ガ「誰が持つ?」 シ「剣は一本でいいわ」 サ「私も剣はパス」 イ「この武器でいい」 フ「三刀流なんて無理よ」 という事はあたししかいない。 ガ「セレンどうだ?」 セ「うん、あたしが使う」 ガ「わかった」 ガルスからケイトの剣を渡される。 剣を背中に担ぐ。 サ「なかなか似合ってるわね」 セ「ケイトが来るまで借りとくね」 ガ「じゃあ仕事の話だが」 ガ「人間界の零下の山まで来て欲しいそうだ」 サ「またあそこ!?」 フ「サッチャン寒いのはダメだもんね」 ガ「そのためにこのコートを着て行け」 そういってコートを渡して来た。 ガ「防寒機能はバッチリだ」 サ「ありがとう」 ガ「じゃあ俺からの用件は以上だ」 セ「じゃあ行こっか」 フ「ありがとうガルス」 ガ「ああ、気を付けろよ」
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