735人が本棚に入れています
本棚に追加
サ「よし、そろそろ行きましょうか」
シ「ええ」
すでに時間帯はもう深夜に入っていた。
イ「真っ暗」
セ「そうね、大丈夫かな?」
月明かりも雲に遮られていた。
フ「お化けでもでそう」
セ「ちょっ、ちょっと!そんな事言わないでよフィーナ!」
フ「セレンも相変わらず怖がりね」
セ「だってお化け怖いんだもん」
イ「お化けって何?」
フ「幽霊の事よ」
イ「幽霊?」
フ「そう、亡くなった人達が魂となって生きてる人達を驚かすの」
まあ実質カレンさんみたいな幽霊しかいないんだけど。
それでもやっぱり怖い。
サ「ここが湖よ」
霧が出ているせいか見通しが悪い。
シ「船があるわよ」
小さな木の船が二つある。
サ「私とシューラはこっちの船」
サ「残りの三人はそっちの船に乗って」
フ「は~い」
それぞれの船に乗り込む。
シ「霧が出ているからあんまり離れないでよ」
サ「皆気をつけてね」
セ「うん」
フ「じゃあ行きましょう」
最初のコメントを投稿しよう!