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眼を瞑ると昼間のことが思い出される。
母さんには最後に手紙を送ろう。
父親にはみつかりたくないから、メールでもいいか。
母さんやっぱり泣くよな。
また泣かしちゃうな。
でも今度はあの人が側にいるから
きっと大丈夫だ。
俺がいなくなってもあの人が慰めてくれるだろ。
あの人にも手紙を書くかな。
母さんの事を頼むって・・・幸せにしてほしいって・・。
あの人になら任せられるから・・・
あの人も泣くかな。
泣くだろうな。
優しそうな人だったから・・。
そんな事を考えていると徐々に睡魔が襲ってきて俺は眠りに落ちた。
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