心を開く

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私は自分の幼い頃の話しを、自分の言葉で説明した。 親の期待に応えたかったこと。 親の顔色をうかがっていたこと。 親が望んでいる姿を予想して、それを演じたこと。 親が自分にとって絶対的存在であること。 私も両親の事を何も知らない。二人の事は、父と母という事しか知らない。何が好きで何が嫌いか、一人の人として全く分からないこと。 他人に心を許せれないこと。 とにかく思いつくだけ話した。
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