第2章

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『……撃てオルレン…』 そこにいたのは 昔からよく 兄貴といって 遊んでもらっていた ジュンだった 『撃て…国王様に 逆らうのか……??』 『ううう…っ』 アトラルは ジュランを自分の 背中に隠す 『撃てオルレン!!』 『は…はい! バンッッ 』 オルレンは アトラルの胸を撃った 『うっ……』 『アトラル!!』 ジュランが駆け寄る 『ジュ…ラン…生きろ… ここか…ら…逃げろ…』 急所に当たってないため 血を流しながらも 苦しそうな顔をする 『アトラル…っ』 『アトラル元国王… 教えておいてやる… アルフもさっき死んだよ』 バンッッッ バンッッ 間があいて アトラルとジュランに ジュンから一発ずつ 見舞われた 『ジュ…ラ…ン… こんな…お…もい… さ…せて…ご…めんな… 生ま…れ… 変わった…ら… きっ…と… きっと…… 幸…せにする…から…』 そういうと アトラルの首が ガクンと落ちた
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