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『そう!
思い出してくれたんだ!
アトラルに忘れられるなんて考えてもいなかったよ!』
『ちょっと待ってくれ落合、僕は夢の声を思い出しただけでアトラル…とかいうのは思い出せない…
それにもうすぐ予鈴だから変な事は辞めて教室帰ろう』
『やっぱり200年経つと忘れちゃうものなのね…
私はすぐに思い出したのに…』
七瀬はそういうと
噴水の前に座り込む
『だから…なんなの?それは』
僕は少し怒りめに
言ってみた
『三浦くんがアトラルを思い出さないなら…こうするしかないね、、、』
というと七瀬は
噴水に向かって呪文を
唱え始めた
僕の落合七瀬という
イメージが崩れた
瞬間だった。
学年一の美人はこんな
オカルトマニアだった
なんて想像もつかない
ふと噴水をみて
僕は驚きのあまり
一歩下がった
『お…おい…どうなってるんだ…?』
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