事件

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剣八『それにしても暇だァ』 やちる『暇だね』 十二番隊研究室 うるさいほどに、ブザーが鳴っている。 研究員A『謎のエネルギー反応接近中です!!』 研究室B『隊長!隊長!応答ください』 一つのスピーカーから雑音と声がきこえてきた マユリ『なんだね。五月蝿いやつらだョ。そんなもん放っておけばいいョ』 研究室B『それが・・・破面の反応で・・・』 マユリ『なにぃ?なんでそれをはやく言わないんだョ。まったく。使えないやつだョお前らは。私はでるョ。他の隊長たちにも伝えときなョ』 通信がきれた 七番隊会議室 狛村『この臭い・・・』 肩に10と書かれたゴツイ男が頭に浮かぶ。 十番隊庭園 剣八『きたきたきたきたきたゼェェ!この感じ!!間違いねぇアイツだ!!!』 剣八は走り去っていった やちる『ちょ。剣ちゃーん。速いよー』 剣八の背中で小さな体が揺れている。 二番隊庭園 黒服の男女たちが一人の女の前に膝をついている 砕蜂『一班は総隊長への連絡。二班、三班は私についてこい!!』 十三番隊隊長部屋 浮竹『あのときと同じ・・・』 破面の霊圧に戸魂界の死神たちは、ふるえるもの、楽しむもの、様々だった。
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