で、結局こうなのか?

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吹雪の中、俺が真っ先に向かったのは警察。警察の科学捜査は中々のものだしな。現状を把握しないと、前に進まない。正直嫌なんだけどね…警察嫌いだから。まぁ、そんな事言ってる場合じゃねぇから、我慢して警察署まで歩く。 「ふぅ…やっと着いた。」 普通に歩けば、20分で着くのに、この吹雪のせいで倍程時間を食った。コートの無い俺にはキツい道のりだ。 「さて、居るかなぁ。」 入口に居る警官に軽く手を上げ挨拶し、中へと入る。中は実に温い!くそ!我々の税金でエアコン使いまくりやがって! 軽く心の中で愚痴りながら、知り合いを探す。俺も一応探偵ですからね。警察に知り合い位居ますよ。 キョロキョロと辺りを見渡すと、見事なまでのスキンヘッドが目に入る。 「居た居た!お~い!カオルちゃ~ん!」 そう叫んだ俺を、署内の警官全員が驚いた表情で見る。 あ…やっちゃった… 奥から鬼の形相で俺に近寄って来るカオルちゃん。俺の前まで来ると、胸ぐらを掴んで一言。 「腐れ探偵!その呼び方は止めろって言ってんだろうが!鉛弾打ち込むぞ!」
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