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「とにかく、今日はその日だから私の助手よろしくね!」
「はいわかりました、でも普通全体定期検診って大勢でやるもんじゃないんですか?それを二人でって……」
そう言うと高橋さんは俺の頭を軽く叩いた
「わかってないな医学生、精神科なんだから心に病を持った人が多いんだぞ、大勢で行ったらどうなるか分からないのか?」
「あ、なるほど!でもいくら何でも患者の数半端ないじゃないですか?」
「バカが医学生が弱音を吐くな!気合いだ気合い!」
俺はため息を吐きながら頷いた
「よーし、そうと決まったら出発だ」
まるで遠足に行くかのように高橋さんは文字通り出発した
俺は高橋さんの後を先を心配しながらついていった
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