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高そうな彼の車に乗り、学校へ向かう。
「俺も、卒業したら親父の会社で働きたいんですよ」
「へえ?」
「会社の人達、みんなフレンドリーでいい人ばかりなんです。田崎さんもそうだったし」
「…」
「親父はかなり陽気な男ですけど、部下に慕われてるみたいで。実は憧れてるんですよね」
「…そうか」
反応が薄い。
ふと、ある疑問が浮かんだ。
「來斗さんは、田崎さんとどういう仲なんですか?」
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