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夕方。部活が終わり、みんなそれぞれ帰っていく。
「剛くん。またね」
「う、うん!バイバイ!」
慌てて手を振った。
はぁ…今日も可愛かったなぁ~。
「剛くん♥またね♥」
「…」
マネしてるつもりかよっ。
「晃太。お前な」
「鼻の下伸びてるよ~?じゃあなー!」
っとに、あいつは!
校門の所まで足を進めていくと、人影が見えた。
その人は俺に気付くと、軽く右手を挙げた。
「よう」
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