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俺は人間について思ったことがある。
人は、みんな死んでいく。
この世界で死んで生まれ変わることや前世がいることも本当にあるのかもしれない。
そんなのただの理屈や考えなだけで実際に体験した人なんていない。
天国や地獄なんて本当にあるのかさえもわかっちゃいない。
それは人間の妄想であり理想なのかもしれない。
悪い人には地獄…
善い人には天国…
地獄は苦しみ、永遠に苦痛を味わうと言われ、天国は生まれ変わることが出来る、もしくは自由に苦もない生活が出来る。
これは人間が作り、人間がそう信じたいからでは、ないのでしょうか。
人を殺してきた殺人者と人を助けてばかりいた人が死んだ後、最終的に行き着く場所が一緒だと、響きが悪いからではないのか??と思う。
二人は全く違う。でも行き着く場所は同じ。そうした矛盾が許せない人がいるから天国と地獄を人間が作りあげたと俺は思う。
俺もこの天国と地獄を作った人のように、全く違う二人が最終的に同じ場所にたどり着くなんて許せない。
人間は常に理想と妄想の中に生きている…そう思ったのは俺だけだろうか…
現実的に、なおより良い理想や妄想が生まれたなら人間はそちらを信じるだろう。
人間は自分の目で見たことを信用する。
理想や妄想の世界ではそれがなくても通用する。
天国や地獄など見たことがあるなんて人はいないだろう。それでもみんなが信じてるのはこれが人類の理想的で、しかも文句のつけようがない考えで、誰もが体験したことがない世界だから…ではないのだろうか。
もし地獄や天国を見たことがある人や、もっと現実的でより良い考えを生む人が現れると人間はそちらを信じるだろう。
しかし永遠に解決のされることのない問題について答えなんてでるのだろうか…そうじゃない。大切なのは自分がどう思うかってことじゃないのかな。
自分なりに答えが出たらそれが答えになる。本当の答えなんてないのだから…
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