第一章 異世界

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「んあ?あれ?俺なんか変な手に捕まって・・・!?」 誠は愕然とした。目の前の光景が信じられなかったのだ。 この時、山の上から誠が見た光景は自分の常識では信じられないものだった。 空を人より巨大な鳥が飛び、四メートルはある猪が群れをなし荒野を爆走しているのである。 「おいおい、まさか異世界に来たとか言うことじゃないだろうな。」 『残念ながらその通りです。』 「!?誰だ!」 誠は周囲を見渡した。だが誰も居なかった。 『私はそんなところには居ませんよ。』 「誰だと聞いている!俺をこんなところに連れてきたのはあんたか?答えろ!」 『私が誰かは言えません。ですが貴方をこの世界を連れてきたのは私です。』 「一つ教えてくれ。何で俺を選んだ。」 『それは後ほど教えます。まずは街へ行って、この世界のことを知ってください。それと貴方の本当の名前は名乗らないで下さい。』 「はぁ、今日は厄日だな。」
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