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【灰色の街】
叫んでも届かない
灰色の街の中
もしも声が届くなら
生きれるような気がしてた…
最初で最期の衝動で
星を眺めたビルの屋上
俯(うつむ)くと飛びたくなるから
涙零さず上を見た
好きなモノを好きと言えず
嫌な事を嫌と言えず
溶け出してく日常に
眼を閉じれば色が付いて
朝日が昇るその前に
叫びたい事がある
孤独に嘆くその前に
進み出すのさ 未来へ…
夢と 現実と 吐き出して行く社会と
愛と 絶望と 増え続ける想い出と
何が 切なくて 裏切りを繰り返すの
壊れ 離れてく その手掴んだら
独りじゃないよね?
忘れられてく悲しみに
自分の居場所探してる
記憶の中を辿って
迷路のような人込みを
そう 灰色の街を
飛び立とう…
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