東京から四国へ

2/4
前へ
/4ページ
次へ
『来ても、あえないわよ…』 携帯電話の向こうで、いまにも泣きそうな声であった。 『ヒトミが住んでいる近くの駅教えて?』 『本当に来る気なの?』 ヒトミは電話のむこうで、沈黙がつづいた。 『…来ても、会えないわよ‼』『最寄りの駅教えて?』 『…琴平』 ヒトミは完全にタカシのペースにはめられていた。image=139321367.jpg
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

120人が本棚に入れています
本棚に追加