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目にする景色全てが新鮮だった。 彼が住む街。 地図の中でしか見た事がない街。 行き交う人が交わす言葉が、確かに自分がここに居ることを確信させる。 10分程歩いただろうか。 突然目の前に海が現れた。 彼がいつも話している港だ。
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