103人が本棚に入れています
本棚に追加
うさぎ
「あっ。おはよう。せぇーや♥」
ほら……おだんごはオレに幸せそうな顔をみせる。
いつも、オレから貰ったリングにネックレスをつけて、オレだけを見ていてくれる。
そんな愛しいおだんごを失いたくない。
だってほら………今日だってァィッ一番輝いてるじゃねぇか。。。
星野
「あぁ。おはよう。おだんご……」
うさぎ
「どうしたの?汗かいて…。悪い夢でもみたの?」
夜天
「珍しいね。星野が悪い夢見るなんて。」
大気
「いつも月野さんとキスしている夢ばかりですからね。」
うさぎ
「///////そうなの?星野。」
おだんごの顔っていつも百面相なんだ。
オレが意地悪すると直ぐ涙流して、泣いたと思ったら怒ってるし……💧
スゲェ幸せそうな顔見せたり、楽しそうに笑ったり。
オレがキスすれば、リンゴみたいに顔真っ赤にして。
とにかく色んな表情する奴なんだ。
そんなおだんごが居なくなるなんて考えられねぇだろ………?
大気
「悪い夢は話したほうが、いいですよ?」
そう言いながら4人はテーブルにつき、大気は紅茶をいれる。
夜天
「それで?何を見たの?」
星野
「……。
みんなが死んで、オレとおだんごが引き離される夢……。」
うさぎ
「何それっ?変な夢だねっ。」
星野
「新たな敵が現れて、ギャラクシアや前に戦って、倒した奴等が蘇ったんだ。
ひとり、また一人戦いに破れ死んでいくんだ。
それで引き離されて……ずっと会えなくなるんだ。」
大気
「フフッ…。」
うさぎ
「まったくもぉ~。星野はお子ちゃまねぇ。そんな夢見てへこんでるなんて。」
夜天
「本当だよ……。」
星野
「なんだよ…。大気も夜天も死んだんだぞ?おだんごと離ればなれになるんだぜ?」
うさぎ
「世界は平和なの。
大丈夫だよ。元気だして?何があっても離れたりしないよ。ね?星野♪」
うさぎは励ましながら、星野の頬に手をあてる。
誰もおだんごの優しさに勝てる奴は居ないって思った。
だっておだんごの手は誰よりも優しくて温かい……。
大気
「さぁ。食べましょう。せっかく作った料理が冷めちゃいますよ?」
うさぎ
「食べよ♪食べよ♪ いただきまぁす。」
夜天
「まったく月野は……」
4人は朝食をとる。
これから起こる史上最大の危機が襲ってくるとも知らず。
最初のコメントを投稿しよう!