-悪夢-

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オレは夢を見たんだ……。 おだんごとオレが引き離される夢を…… そんな残酷な夢を。 何故かいつかその夢を現実化させられるようなそんな夢を…… 一度誓いあった愛も世界には神には逆らえないのか………。 こんなに大切にしたい、守りたい奴が目の前に居るのに、オレには守れないのか? もぉ泣かせたくない。 不安にさせたくない。 好きな奴と居られなくなる、心が引き裂かれる様な痛み、涙で濡れたァィッの顔を見てるのが一番辛い。 全てを失った翼の折れたァィッを見るのが辛くて。 だから助けたくなる 守りたくなる ァィッに笑っていてほしいから。 幸せな物をたくさん胸に抱いていて欲しいから。 命をかけて。 オレはァィッを幸せにする使命がある。 今は片想いなんかじゃない ァィッを守れるのはオレしか居ないんだ………。 うさぎ 「せぇやぁー!!!」 星野 「おだんごぉ!!!」 ガバッ 星野 「ハァハァ………。夢?」 悪夢から覚めた星野は、朝食をとりにリビングへ行く
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