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「詳細はめんどくさいからはしょるが、とにかく連邦のクソ共にハンターが混じって移動しているらしい。だから適当に殺しといてくれ。以上!」
猶原の言葉で、バウンティハンターハンター達は一斉に部屋から駆け出した。
重野はコマンドシップに戻ると、すぐさま連邦艦隊が確認される座標へと飛んだ。
バウンティハンターを狩るバウンティハンターハンター。
重野・アラン達は、誇りを持ってここにいる。
「エーブイ級が二隻。ジュウハチキン級が三隻。エロティックアダルト級が一隻か。予想以上の大艦隊だな」
この様子では収容されているハンターも一人や二人ではあるまい。激戦が繰り広げられるに相違ないだろう。
しかし、幾多の死線をくぐり抜けてきた重野は、まったく動揺しない。
その鋭い眼光には、勝利の色が輝いていた。
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