告白

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     あれから  1ヶ月ほどが過ぎた    俺らは毎日  当たり前のように  逢っていた    『利々香、今日は   どこ行く?』    『楽器屋、行きたい』    俺ら2人は  音楽が好きで  色々なところで  気が合った    そして  ついたのが  こじんまりとした  小さな楽器屋だった    小さいと言っても  ギターやベース  ウクレレなど様々な  楽器が置いてあった    いきなり利々香が  俺の顔を覗き込み    『幸平ってギター   弾けるの?』    少し笑いながら  そう言った利々香に  少し自慢げに    『馬鹿にするなし   ギターくらい   俺でも弾けるし』    自慢じゃないが  ギターなら  小学生から少しづつ  弾いていた  
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