踏み出した一歩

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ギュッ… 海は颯斗を追い掛け、抱き着いた。 颯斗『それでは、再開を祝おう。』 もう…知らない。 どうにでもなれ…。 私と颯斗はホテルへ会話もないまま向かった。 颯斗『久しぶりだな。』 海『うん…ずっとこうしたかった…。』 二人が息を合わせた様に口付けを交わす。 部屋には二人の脱ぎ乱れた服が散乱し、照明に照らされたシルエットからは、その行為の激しさを物語る。 部屋に響くのは二人の荒々しく、乱れた吐息だった。 二人は快楽と禁断の世界への一歩を踏み出してしまったのだ。
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