禁断～交わらぬ線

目撃者

凌『海ばかりじゃなくて、私達だって素敵でしょ？』

ポーズを決める凌に対して翼が言った。

翼『ああ。海の次に綺麗だ…今すぐ脱がせたい…（笑）』

尚紀『いや、次は美砂だ！美砂が綺麗だ。』

颯斗『それくらいにして泳ごうぜ？』

昭子『……た…は…？』

颯斗『ん？』

昭子『…私は綺麗じゃないの？どうして皆が彼女自慢してるのに…結婚したら冷めるのね。』

その場は一瞬にして凍り付く。

颯斗『勿論綺麗さ。けどな、空気読めよ。』

そう言って颯斗は海へ入って行った。

泣き出しそうな昭子を慰めたのは…

武人だった。

海『…？』