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なんだか急展開で事が進んでいった。 学校帰りに迎えに来てくれてニケツでぶらぶら。 単車の後ろでいろんな話を聞いた。 風で聞こえないなんてきゃっきゃ言いながら。 しばらく走ってると突然雲行きが怪しくなり土砂降りの雨になった。 「とりあえず非難!!」 近くにあったマンションの駐車場に入り込みバイクを止めた。 雨でずぶぬれで震えてる私に森木は上着を貸してくれたあと温かい缶コーヒーをくれた。 せっかくの好意なのに女慣れしてるな~なんて考えてた。 「もう少しやんだら一回俺んちいこ。タオル貸すわ。」 …ちょっと俺んちって単語にドキッとはしたのは秘密ね。
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